カジノのテーブルゲームの中ではルーレット、バカラとともに定番中の定番として有名なラックジャック。実はポーカーとともに、プロが存在する数少ない種目でもあるのです。ということは、極めれば誰にでも勝利のチャンスは巡ってくるということ!
極めるには、まずは基本から。そこで、このページではオンラインブラックジャックの初歩的なルールとゲームの進行方法、知っておきたい用語を解説していきます。
目次
ブラックジャックの基本ルール
ブラックジャックは必ずプレイヤー対ディーラーで繰り広げられるゲームです。混同されがちですが、ポーカーのようにプレイヤー同士で対決することはありません。
使われるのはA~Kまでの52枚のトランプデッキ。テーブルによっては1デッキのみを使うもの(シングルデッキ)もありますが、オンラインでは6または8デッキを混ぜて使うのが主流です。
2~10のカードは額面どおり数えられ、J~Kの札はすべて10、Aは状況によって1または11として数えることができます。プレイヤーにはもう1枚引くかどうかの選択権が与えられ、ディーラーの手札よりも21に近づけることがゲームの目的です。ただし21を超えてしまう(つまり22以上)とバストとなり、その瞬間に負けとなります。
ゲームの流れ
さらに詳しくゲームの流れを見ていきましょう。ちなみにライブブラックジャックではすべてのアクションに制限時間が設定されているので注意しましょう。初めてのプレイであったりまだゲームに慣れていなかったりする場合は、自分のタイミングで賭けられて長考もできるRNGのバーチャルブラックジャックがおすすめです。
プレイヤーのアクション
ブラックジャックでは、ベットを置いた後もプレイヤー自身が最適と思われる選択(アクション)をしていく必要があります。慣れないうちは難しそうに聞こえますが、理解が深まるとこれがブラックジャック最大の魅力だということに気づくことでしょう。また、この要素こそがブラックジャックをカジノで数少ないスキルゲームにしている理由でもあるのです。
以下は標準的なルールのブラックジャックゲームで必ず使うことになるアクションです。しっかり覚えておきましょう!
※画像はすべてライブカジノハウスのPlay’n GO社のBlackjackテーブルです。
これ以上カードは引かずに、その時点での合計数で勝負します。スタンドできる合計数に下限はありません(11以下でのスタンドは戦略的に間違っていますが、12でスタンドすべき状況はしばしばあります)。
もう1枚カードを引きます。ヒットできる回数に上限はありません。
ディーラーのアップカード(表向きのカード)がAである場合にかぎり、ベットの半額を追加で賭けるというオプションです。ディーラーにブラックジャックができていると元のベットは負けとなりますが、インシュアランスベットには3倍の配当が支払われます。
ディーラーにブラックジャックができていない場合はインシュアランスベットだけ没収となり、元のベットはそのまま残され通常どおりのプレイが続きます。
インシュアランスはオッズが悪く、他のアクションとは異なり期待値がほぼ必ずマイナスになる悪手として知られています。
ペアが配られた場合にかぎり、賭け金を2倍にすることで2つのハンドに分割することが可能です。スプリットした後はそれぞれのカードに1枚ずつ追加され、2つの独立したハンドとしてプレイを続けます。ただしAをスプリットする場合にかぎり、引けるカードはそれぞれ1枚ずつだけです。また、スプリット後はブラックジャックができても1.5倍の配当はつきません。
最初に2枚のカードが配られた時点限定で、1枚だけカードを引くという条件で賭け金を2倍にすることができます。ダブルダウン後はアクションを起こすことはできず、強制的にスタンドとなります。
厳密にはアクションではありませんが、配られた最初の2枚がAと10~Kの場合はその時点で勝ちとなって1.5倍の配当がつきます(ディーラーもブラックジャックの場合は引き分けでチップは返還)。ダブルダウンはできません。
ディーラーのアクション
ディーラーは合計が17以上になるか21を超えてバストするまでヒットし続けます。スプリットやダブルダウンはできません。ただしプレイヤーとディーラーの両方がバストした場合はプレイヤーの負けとなります。
ブラックジャックの基本用語
オンラインブラックジャックでもよく使われる用語です。知っておいて損はありません!
オンラインブラックジャックならではの注意点
実際のカジノではアクションは手信号または発声による意思表示によって行われますが、オンラインブラックジャックではRNGのバーチャル版・ライブディーラーゲームともにボタンのクリック(タップ)だけで済んでしまいます。ミスクリックしても取り消しはできないので慎重に!
また、ライブブラックジャックにはアクションごとに30秒ほどの制限時間があり、ハンド進行中に時間切れになると強制的にスタンドになってしまいます。ネット接続が切れてしまっても待ってはくれないので、ライブブラックジャックをプレイする際はインターネット環境が整っていることを必ず確認しましょう。
まとめ
カジノのテーブルゲームの中では最も頭を使うブラックジャック。それだけに勝ったときの快感もひとしおです。
オンラインカジノなら人目も時間も気にすることなく思う存分練習することができます。まずはRNGのバーチャルブラックジャックで基本をマスターしてみては?
よくある質問
RNGはrandom number generatorの略で、日本語では乱数発生器となります。RNGブラックジャックはバーチャルブラックジャックとも呼ばれ、実際のディーラーの代わりに乱数を発生させるソフトウェアがゲーム進行を行います。
オンラインカジノができた当初は、ブラックジャックと言えばRNGのバーチャルゲームのことでした。ところが技術の発展とともに生身の人間のディーラーが専用スタジオからゲーム配信するライブブラックジャックが登場し、現在はこちらが人気となっています。しかしながらオンラインカジノでは今でもRNGゲームとライブゲームの両方が選択できます。
RNGブラックジャックは毎ハンドシャッフルされてしまうのでカードカウンティングは不可能です。反面、ライブブラックジャックなら理論的には可能です。
Aは状況に応じて1もしくは11の都合の良い方としてカウントすることができます。また、最初に配られた2枚のうちの1枚がAでもう片方が10~Kである場合は最強のハンドとしてプレイヤー側には1.5倍の配当がつきます。
ベーシックストラテジーとカウンティングを駆使するという条件つきではありますが、ブラックジャックは技術によって勝つことができるゲームです。ルーレットやバカラなど、その他の有名なカジノゲームとは大きく異なる点です。
ブラックジャックがリアルマネープレイできるオンラインカジノはみな海外の国/政府から正式な運営ライセンスを取得しています。厳密な法解釈はさておき、現在の日本の法律ではプレイヤーを裁く根拠がありません。
ブラックジャックをプレイ出来るカジノ