オスカーズグラインド法(Oscar’s Grind)は、カジノゲームや賭けに使われるベッティングシステムの一つです。この戦術は特にバカラなどでよく使用されますが、理論的には他の多くのゲームにも適用可能です。この記事では、オスカーズグラインド法について、ルールの基本から実践方法まで幅広く解説します。
目次
オスカーズグラインド法 カジノランキング
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オスカーズグラインド法とバカラの損切り
オスカーズグラインド法(Oscar’s Grind)は、カジノゲームや賭けに使われるベッティングシステムの一つです。この戦術は特にバカラなどでよく使用されますが、理論的には他の多くのゲームにも適用可能です。この記事では、オスカーズグラインド法について、ルールの基本から実践方法まで幅広く解説します。
オスカーズグラインド法の起源について
オスカーズグラインド法の正確な起源ははっきりとしていませんが、このベッティングシステムは数十年以上にわたってギャンブラーの間で非常に有名な戦略となっています。名前に「オスカー」とついていますが、この「オスカー」とは誰なのか、またはなぜその名前がつけられたのかについても現在までに明確な情報はありません。
この戦略が一般に知られるようになったのは、アラン・ウィルソンが発行したギャンブルガイドによるとされています。ウィルソンは、「オスカー」がこの戦略を彼に教えたと述べていますが、この「オスカー」が誰であるか、または戦術がどのように発展したのかについては詳細が不明です。
オスカー ズ グラインド 法の使い方
オスカーズグラインド法では1ユニット(単位)の獲得を目指し、賭け金のコントロールを行うベッティング戦術です。この戦術では勝利が連続する間に賭け金を1ユニットづつ増やし、負けている間は同じ賭け金を賭け続けます。1ユニットは必ずしも1ドルを意味するわけではなく、プレイヤーのバンクロールに応じて5ドルや10ドルに調整してください。以下の表では10ゲームに渡ってオスカーズグラインド法を使用した実践例で、初回の賭け金(1ユニット)は5ドルから開始しています。
オスカーズグラインド法のポイントとして、1ユニットの利益を獲得したら賭け金を振り出しの1ユニットに戻します。下記の例では、5ドル以上の履歴に達した際には勝ちの結果でも賭け金を5ドルに減らします。
バカラ 損切りで負けを抑える
オンライカジノバカラをプレイしていると勝てる時もあれば負ける時もあるでしょう。バカラの勝率は約50%ですが、時には2-3連敗を超えて5連敗10連敗と負けが大きく続いてしまうこともあります。特に10連敗する確率は/1000程度と1000回に1回起こるほど低い確率ですが、確率が0ではない以上いつ10連敗してもおかしくはありません。そのため、バカラでは必要以上に負けないために自分を守る損切りが重要なテクニックとなります。
損切り自体は予め定めた負け額に達した際にプレイを中止するだけのシンプルなルールですが、連敗した際には感情が高まり損切りのルールを守ることができないプレイヤーも多くいることが現実です。
損切りとは金融に関する投資や取引で生じた損失を最小限に抑えるために、投資や取引を中断し、大きな損失を避けるためのリスク管理の行為として知られています。この言葉が転用され、カジノでも不用意な負けを抑えるために損切りが行われています。
投資とカジノの損切りにはいくつかの違いがありますが、最も大きな違いはカジノでは運(不確実性)の要素が大きい事実です。投資では様々な戦略などがあり運の影響を抑える事ができますが、カジノゲームの仕組みは裏表を当てるコイントスに似た部分があり、常に運に結果が左右されます。そのため、いつ勝つか負けるかをプレイヤーの意思でコントロールできないため、カジノでは損切りが重要とされています。
カジノ必勝法が存在するのであれば損切りの必要性はありませんが、イカサマしない限り必ず勝てる方法は存在しません。カジノゲームではベッティングストラテジーや戦略などが存在しますが、これらは勝率や負けを抑えるものである、長期的にプレイを続けていれば負ける時は訪れます。
また、ブラックジャックで必勝法として知られているカードカウンティングですが、これは長期的な還元率をプレイヤーに有利なものにし、勝ちやすいタイミングを見極める方法ですが、次に引かれるカードを予め確認する方法がない以上、常に運の要素から逃れる事はできません。そのため、理論上勝てるカードカウンティングを行ったとしても、運次第では負けてしまうため必勝法には及びません。
損切りを行う際にはゲームのプレイを中断しますが、この中断する事が多くのプレイヤーにとって最も難しい事となります。もし、引き続きプレイした場合はこれまでの負け分を取り戻せる可能性があり、大半のプレイヤーは損切りを行うことなくのめり込んでしまいます。ここで重要な事は、全てのカジノゲームは胴元であるカジノ側が勝ち越すようにルールや配当の計算が行われており、プレイヤーが負ける確率が高くなっているのです。
つまり、負け分を取り戻そうとして損切りを躊躇する際には、このまま負け分を追うとさらに負けてしまうと自分に言い聞かせる事が重要なのです。例えば、バカラで損切りのラインを5,000円に設定して損切りのタイミングがやってきたら、このまま続けていたら1万円負けてしまったかもしれないが、損切りで5,000円の負けで済んだと思い込ませ、ポジティブな感情に変換できる精神が必要となります。
オスカーズグラインド法での損切り
オスカーズグラインド法は安定して利益を狙う戦略ですが、連敗が続いた場合には手持ちのバンクロールを全て失ってしまう可能性があります。バンクロールを失うほどの大きな負けを避けるためには損切りが重要であり、オスカーズグラインド法でもゲームのプレイ前に損切りのラインを定めましょう。
損切りの重要性については既に説明しましたが、損切りとセットで覚えておくべきことに利益確定(利確)があります。利益確定では、予め設定した利益に達した際にゲームを中断し、獲得した利益を確定します。つまり、勝ち逃げを意味することであり、損切りと利益確定の比率は1:1が一般的であり、損切りが-50ドルであれば50ドル勝った時点で利益を確定します。
予めどの程度の勝ちを目指すか決める事もできますが、例えばバカラで100ドルを1,000ドルまで増やす事は可能性が非常に低く、バンクロールに対する割合で計算する方法が有用です。目安としてはバンクロールの30%から50%程度に設定することで、損切りと利益確定のタイミングを見計らう事ができます。
オスカーズグラインド法以外での損切り
バカラで使用される有名なベッティング戦略にはオスカーズグラインド法とダランベール法があります。ダランベール法はフランスの数学者であるダランベールによって考案されたと考えられており、連勝の際に賭け金を減らし、連敗の際に賭け金を減らす特徴があります。
ダランベール法ではまず初めに、ユーザーが10ドルを賭けるとします。もし勝利した場合、次の賭けではユーザーは1ドル減らした9ドルを賭けます。しかし、もし敗北した場合、次の賭けではユーザーは1ドル増やした11ドルを賭けます。このようにして、連続して勝敗が繰り返される限り、損失と利益がバランスを保つようになります。以下の表がダランベール法をバカラで実践した例です。最初の所持金は100ドル、賭け金は10ドルから始めています。
ゲームラウンド | 勝敗 | 賭け金 | 累計収支 |
---|---|---|---|
1ゲーム目 | 勝ち | 10ドル | +10ドル |
2ゲーム目 | 勝ち | 9ドル | +19ドル |
3ゲーム目 | 負け | 8ドル | +11ドル |
4ゲーム目 | 負け | 9ドル | +2ドル |
5ゲーム目 | 負け | 10ドル | -8ドル |
6ゲーム目 | 負け | 11ドル | -19ドル |
7ゲーム目 | 負け | 12ドル | -31ドル |
8ゲーム目 | 勝ち | 13ドル | -18ドル |
9ゲーム目 | 勝ち | 12ドル | -6ドル |
10ゲーム目 | 勝ち | 11ドル | +5ドル |
ダランベール法は一見すると合理的な戦略のように思えますが、実際にはいくつかの欠点があります。特に、連続して敗北が続くと、賭け額が急激に増加することがあり、資金を失うリスクが高まるという問題があります。また、この戦略が勝利を保証するものではなく、ギャンブルの本質的なリスクを取り除くものでもありません。そのため、ダランベール法でも損切りが重要となります。
ダランベール法はその特性から連敗が続いた際に大きく負けてしまう事があり、損切りの重要性がより一層高まります。損切りのタイミングについてもオスカーズグラインド法と同等であり、予め損切りのラインを設定します。
まとめ
オスカーズグラインド法は人気のバカラで使用できるベッティング戦略として幅広く用いられており、ルールに基づいてプレイすることで安定した結果を狙うことができます。しかし、バカラのみならずカジノで忘れてはいけないことは全ては確率と運によるものであり、ベッティング戦略通りにプレイしても負ける時はあります。そのような際に損切りのルールを徹底することで負け額を抑える事に役立ちます。
よくある質問
いいえ。オスカーズグラインド法は勝敗の確率が50%に近いゲームで利益を積み重ねるためのベッティング戦略であり、運次第では負けることもあるため必勝法ではありません。
オスカーズグラインド法は勝敗が約50%のゲームで効果を発揮し、ブラックジャック、バカラ、ルーレットの赤黒ベットでは使用することができますが、これら以外のポーカーやスロットでは用いる事ができません。
オスカーズグラインド法はゲームの勝率を高める攻略法ではないため、利用規約で禁止されていない限りオンラインカジノで使用することができます。
オスカーズグラインド法はゲームの結果に応じて賭け金の金額を変化させるため、簡単な計算を行う必要がありますが、複雑なスキルは必要ありません。
はい。バカラで負けが続いた際に損切りを行わない事で、バンクロールを失う、負け分を追いかけてさらに負け額が増えてしまう場合があり、必要以上に負けないためにも損切りは大切です。
ライセンスを取得しているオンラインカジノでは責任あるギャンブルポリシーを通じて、負け額やベット額を決めてプレイ制限を有効にできるため、自分の意志で損切りが難しい場合にはこれらの機能が使用できます。