日本でのオンラインカジノの人気に伴い、テーブルゲームやライブカジノでも様々な戦略が出てきました!本来テーブルゲームはディーラーとプレイヤーの勝負、バカラではプレイヤーとバンカーの勝負を予想しますが、相手との駆け引きや自分自身の心理状態も勝敗に大きく影響してきます。戦略を選ぶ時は自分の資金や性格、その日のコンディションなども考えて選ぶようにしましょう♪そこで、今回ご紹介するのはヨーロッパで主に使われているココモ法の使い方です。
目次
ココモ法 カジノボーナス ランキング
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ココモ法のメリットとデメリット
それでは、ココモ法のメリットとデメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう👀
メリット
デメリット
✅ 連敗すればするほど、勝った時の利益がお得になる
他の戦略と比べても一回の勝ちで比較的利益を出すことが出来ます。
✅ マーチンゲール法より少ない資金で戦える
ベット額がマーチンゲール法より緩やかなので少ない資金の方でも安心してプレイできます。
✅ ベット額が急騰する心配はない
少なくともマーチンゲール法のようにベット額が急騰する心配はありません。
❌2倍配当のゲームでは使用できない
3倍配当のゲームで使う戦略なので2倍配当のゲームにはふさわしくありません。ココモ法を2倍配当のゲームで使った場合、連敗した時の損失は多大な額になり資金がすぐに底をついてしまいます。カジノで配当3倍のゲームは種類も限られてきます。つまりココモ法が使えるゲームは他の戦略に比べて非常に少ないと言う事になります。
❌配当が3倍のゲームは2倍のゲームに比べて連敗確率が高い
配当が3倍という事は、勝率は単純計算で約33.3%。一方、配当2倍のゲームの勝率は約50%と言う計算になります。つまり配当2倍のゲームより連敗率が高いという事になります。そのためベット額はマーチンゲール法ほど急激には上がりませんが、連敗し続けた結果、気がつけばマックスベッドに達している可能性もあるので注意しましょう。自身で「何連敗したら止める」など、リセットポイントを予め設定することが重要になってきます。
ココモ法の使い方・基本ルール
マーチンゲール法と似ているココモ法ですが、違う点は3倍の配当があるゲームでのみ戦略が使えるという点です(※実際は配当2倍のゲームにも使えますが連敗した場合のベット額が膨大になるので通常は行いません)。ルールはとてもシンプルで2連敗した後の3回目のベットで1回目と2回目にベットした合計額をベットします。つまりベット額は前回のベット額+前々回のベット額と言う計算になります。その様な戦略をとるココモ法は、連敗が2回続いても戦略が動き出すのは3回目からになります。マーチンゲール法と同様に勝利した時点でリセットされ、ベット額は一番最初に戻ります。
シンプルなココモ法ですが、実際にゲームで使う前に自分でルールを設定する必要があります。設定するルールはご覧の通り💁♂️
最初にベットする額を決めておきましょう。ベット額の設定は自分の資金に合わせて設定することをおすすめします。設定を自分の資金以上に高くすると連敗が続いた場合、プレッシャーなる場合があるので注意しましょう。
以下で説明しますが、ココモ法は勝率が低いゲームで用いられます。ベット額の上がり方はマーチンゲール法ほど急激ではないものの連敗が続くと資金も底をついてしまいます。連敗が続くと精神的なプレッシャーも大きくなってしまうので、いつまでもベットを続けることはお勧めしません。
基本的に、負ける時に使う戦略は勝っている時に使う戦略よりプレッシャーや不安が多くなります。資金に余裕を持ってプレイすることをおすすめします。これを踏まえてココモ法を使った具体例を見ていきましょう。
実際にココモ法を使用した時のシュミレーションをして見ましょう🔍
この例では、ルーレットを使用します。
それでは、赤もしくは黒のどちらか一色だけに賭け続けてみましょう。ベット額1からスタート!
下記表は、10戦連敗の場合です。
ベット回数 | 勝敗 | ココモ法 | 勝利時の利益 |
---|---|---|---|
1回目 | 負け | 1 | 2 |
2回目 | 負け | 1 | 1 |
3回目 | 負け | 2 | 2 |
4回目 | 負け | 3 | 2 |
5回目 | 負け | 5 | 3 |
6回目 | 負け | 8 | 4 |
7回目 | 負け | 13 | 6 |
8回目 | 負け | 21 | 9 |
9回目 | 負け | 34 | 14 |
10回目 | 負け | 55 | 22 |
次にここも法とマーチンゲール法のベット額の上がり方を比較してみましょう👀
ベット回数 | 勝敗 | ココモ法 | マーチンゲール法 |
---|---|---|---|
1回目 | 負け | 1 | 1 |
2回目 | 負け | 1 | 2 |
3回目 | 負け | 2 | 4 |
4回目 | 負け | 3 | 8 |
5回目 | 負け | 5 | 16 |
6回目 | 負け | 8 | 32 |
7回目 | 負け | 13 | 64 |
8回目 | 負け | 21 | 128 |
9回目 | 負け | 34 | 256 |
10回目 | 負け | 55 | 512 |
10連敗が続くと、前回のベット額×2で増えていくマーチンゲール法は一気にマックスベットに到達する可能性があります。一方、前回のベット額+前々回のベット額で増えていくココモ法はベット額の上がり方が緩やかなので少ない資金でも十分戦えます。
ココモ 法 最大 連敗
ココモ法のデメリットで触れた通り、ここも法では連敗が続いてしまう可能性があります。数学的に考えると、3倍配当のゲームで延々と負け続けるということはあり得ませんが、負けが続いてしまうことが稀におきます。17回連敗する確率は1万分の1であり、かなり低く、かなり調子がわるくて連敗が続いた場合でも、10連敗以上することはほとんどありません。
連敗が続く可能性を表にすると以下のようになります。
ゲーム数 | 連敗の確率 | 賭け金 |
---|---|---|
1回目 | 66.67% | 1 |
2回目 | 44.44% | 1 |
3回目 | 29.63% | 2 |
4回目 | 19.75% | 3 |
5回目 | 13.17% | 5 |
6回目 | 8.78% | 8 |
7回目 | 5.85% | 13 |
8回目 | 3.90% | 21 |
9回目 | 2.60% | 34 |
10回目 | 1.73% | 55 |
11回目 | 1.14% | 89 |
12回目 | 0.75% | 144 |
13回目 | 0.5% | 233 |
14回目 | 0.33% | 377 |
15回目 | 0.22% | 610 |
16回目 | 0.14% | 987 |
17回目 | 0.09% | 1597 |
ココモ法が使えるオンラインカジノゲーム
カジノのテーブルゲームでは様々な戦略が試されていますがココモ法もそのうちの1つです。配当3倍のゲームでのみ使用可能なココモ法は、残念ながら他の戦略と比べても使えるゲームが限られてきます。ココモ法が使えるゲームはルーレットのDozen(ダズン)とColumn(カラム)のみになります。
ルーレットのダズンベットとは、ダズン(日本語で言うダース=12)ごとにベットする方法です。つまり最初の12(1~12)、次の12(13~24)、最後の12(25~36)の3組のどこかにベットします。ルーレットの配当2倍のRED/BLACK(赤/黒)やODD/EVEN(奇数/偶数)にベットするやり方と違い、このダズンベットは勝率が1/3と低くなる分、勝利した時の利益はベット額の3倍が払戻されます。
ココモ法が使えるもう一つのベット方法はカラムベットです。カラム(日本語のコラム=行)はルーレットのテーブルを見た時同じカラムの数字にベットする方法です。同じカラムの数字は「1 4 7 10 13 16 19 22 25 28 31 34」、次に「2 5 8 11 14 17 20 23 26 29 32 35」、最後は「3 6 9 12 15 18 21 24 27 30 33 36」の3グループになります。ダズンベットと同様に、配当が3倍になる分、勝率も約1/3と他のゲームに比べて勝ちづらいのが特徴です。
よくある質問
ココモ法では連敗が続いてしまう可能性があります。数学的に考えると、3倍配当のゲームで延々と負け続けるということはあり得ませんが、負けがたまに続いてしまうことがあります。ただし、17回連敗する確率は1万分の1であり、かなり低いことがわかります。
基本的にはどのルーレットでも使用可能です。例えばライトニングルーレットなどの場合も、ダズンベット・カラムベットは倍率がかからないので通常の3倍配当エリアとして利用できます。ただし、アメリカンルーレットは「0」「00」のポケットがある分負けやすく不利になるので、使用するなら「00」が無いヨーロピアンルーレットの方が良いでしょう。
ココモ法は、勝利時に3倍ピッタリの配当が出ることを前提に作られている攻略法です。スポーツベットや競馬などで使用できないわけではありませんが、使用する場合は必ず3倍以上の配当が確定するゲームにベットする必要があります。その場合、勝率は3分の1よりもかなり低くなってしまうので、連敗がより積み重なりやすいというデメリットが大きと言えます。