オンラインカジノで定番のゲームと言えば、やっぱりブラックジャックですよね。ディーラーとの駆け引きが楽しめるトランプゲームで、様々な戦略を駆使する事で勝率を高める事ができます。今回は、戦略の中でも代表的なベーシックストラテジーとカードカウンティングについて紹介します。
目次
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ベーシックストラテジーとは?
ベーシックストラテジーは、ブラックジャックの基本戦術とも呼ばれ、シンプルなルールに従ってゲームをプレイするだけで、勝率と期待値が高まります。具体的に、ベーシックストラテジーを用いない場合の勝率は約43%、ベーシックストラテジーを用いた場合の勝率は約49%となり、期待値は約96%から約99%になります。ブラックジャックの代表的な攻略法としてカードカウンティングが存在しますが、このストラテジーでは配られる全てのカードを記憶する必要があり、オンラインカジノの利用規約によって制限されている場合が多く、実際に用いる事は簡単ではありません。
しかし、ベーシックストラテジーではディーラーのアップカードと自分のハンドの組み合わせに基づいてヒットやスタンドを選択するのみであり、初心者でも簡単に用いる事ができる有効な攻略法です。さらに、カジノ側によってベーシックストラテジーの利用が制限される事もありません。
ブラックジャック ベーシックストラテジーのメリット・デメリット
このストラテジーの詳細を見る前に、まずはメリットとデメリットを確認しましょう。
メリット
デメリット
ブラックジャック 攻略のメリット
ブラックジャック ストラテジーでは、基本的にディーラーのアップカードと自分のハンドの組み合わせによって最適なアクションが決まっているので、難しいルールを考える必要はありません。
賭け金をコントロールするモンテカルロ法やマーチンゲール法がありますが、それらのストラテジーとベーシックストラテジーを組み合わせてプレイすることで、トータルの期待値が大幅に上がります。
ベーシックストラテジーを用いた場合の勝率は約49%、期待値は約99%ですが、これは長期間プレイした場合に想定される確率であり、1日や数時間などの短い期間では勝率が40%に下がったり、期待値が99%未満に落ちる事があります。長期間プレイすれば勝てる可能性が高いベーシックストラテジーですが、短期間では大きく負けてしまう場合があるので、予め心に留めておきましょう。
ブラックジャック ベーシックストラテジーのルール
ベーシックストラテジーは、ディーラーのアップカードと自分のハンドの組み合わせで次のアクションが決まります。アップカードとはディーラーの2枚のカードのうち、表向きになっているカードを意味します。基本的に、アップカードではない伏せられているカードは10と想定してゲームを進めます。以下のブラックジャック 表を参考に、プレイヤーのハンドとディーラーのアップカードを見てアクションを選択します。
H: ヒット、S:スタンド、D:ダブルダウン、SP:スプリット
上のブラックジャック 表は少し複雑に見えますが、この表を見ながらプレイすることもでき、慣れれば暗記することもできるので、ブラックジャックの初心者でもベーシックストラテジーをすぐに使いこなせるでしょう。
ベーシックストラテジーの例
ディーラーアップカード | プレイヤーハンド | アクション | |
---|---|---|---|
1ハンド目 | 7 | ソフト19 | スタンド |
2ハンド目 | 10 | ソフト16 | ヒット |
3ハンド目 | 5 | ソフト11 | ダブルダウン |
4ハンド目 | 8 | 10と10 | スプリット |
5ハンド目 | 6 | ソフト14 | スタンド |
カードカウンティング
カードカウンティングとは、その名称が意味するように場に配られるカードを数える事です。この戦略ではカードを数え、10や9など勝ちやすいカードが集まるタイミングを狙って一気に賭け、大きな勝利を狙います。ブラックジャックで最もプレイヤー有利の戦略とも呼ばれており、過去にはラスベガスのカジノでカードカウンティングを用いたプレイヤーが数億円を勝ち取りました。
カードカウンティングでは、カードを大中小の3種類に分けて数えます。3種類に分けて数えることで、カードシューにどのカードが多く残っているかを判断します。もし、小さいカードが多ければディーラーがバストする可能性が下がり、プレイヤーにとって勝ちにくい状況となります。シューに大きいカードが多い状況なら、ディーラーがバストする可能性が上がり、プレイヤーが勝ちやすくなります。
一般的なカードカウンティングのルールとして、2から6までのカードをプラス1、7から9までのカードを0、それ以外のカードをマイナス1として数えます。暗算が得意な方であれば暗算で、暗算が苦手な方なら手を使って計算することもできるでしょう。
カードカウンティングのメリット・デメリット
メリット
デメリット
カードカウンティングのメリット・デメリット
カードカウンティングでは絵札が多く集まる勝ちやすい局面で大きく賭けるので、期待値が大幅に高まります。ブラックジャックでは全てのハンドで参加する必要はなく、自分でタイミングを選んでゲームに参加するので、カウンティングの値が良いタイミングで大きく賭ける事もでき、もしくはカウンティングの値が良い局面のみゲームに参加する事もできます。
カードカウンティングは、オンラインカジノの利用規約によって使用が禁止されている場合があります。もし利用が禁止されているカジノでカウンティングを行った場合、アカウントの凍結や資金の没収など厳しい措置が取られる可能性があります。
ブラックジャックテーブルの種類にもよりますが、基本的には複数人のプレイヤーがテーブルに着席している場面が多く、カードカウンティングを正しく行うためには自分以外のプレイヤーのハンドも数えなければなりません。そのため、ベーシックストラテジーのように覚えてすぐに使いこなせる事は少なく、一定期間の練習が必要になります。
カウンティングの例
ディーラーハンド | プレイヤーハンド | カウンティングの値 | |
---|---|---|---|
1ハンド目 | Aと6 | 10と9 | -2 |
2ハンド目 | 5、10と8 | 3とK | -2 |
3ハンド目 | 2、4、5と10 | 3、4と10 | +1 |
4ハンド目 | 10、4、2と3 | 8と7 | +3 |
5ハンド目 | 10と7 | 10とA | 0 |
1ハンド目: Aで-1、6で0、10で-1、9で0、合計-2
2ハンド目: 5で+1、10で-1、8で0、3で+1、Kで-1、合計-2
3ハンド目: 2で+1、4で+1、5で+1、10で-1、3で+1、4で+1、10で-1、合計+1
4ハンド目: 10で-1、4で+1、2で+1、3で+1、8で0、7で0、合計+3
5ハンド目: 10で-1、7で0、10で-1、Aで-1、合計0
ブラックジャック 戦略で気を付けるべきこと
今回はベーシックストラテジーとカードカウンティングを紹介しましたが、ブラックジャックで勝つために戦略以外にも重要な事があります。
ブラックジャック ベーシックストラテジーやカードカウンティングを行うことで理論上の期待値が100%を超え、ゲームのプレイを重ねれば重ねるほど勝てる状況になりますが、一時的に確率が下振れし、大きく負けてしまうことがあります。特に連敗している状況では感情が大きく影響し、カードを正しくカウントできない、ヒットするべき状況にも関わらず負けを恐れてヒットできないといった事が起こります。ハンドの状況に応じて最適なアクションを取るために、感情を出来る限り抑えてルールに従ってプレイしましょう。
ブラックジャックでは、ディーラーとハンドで勝負するメインベット以外に、ポーカーの役が成立した場合に配当が得られる21+3、ディーラーがバストした際に配当が得られるディーラーバストなど、ブラックジャックの種類に応じて複数のサイドベットが用意されています。一部のサイドベットでは100倍以上の配当があり、勝利しても最大2.5倍のメインベットと比較して、プレイヤーには魅力的に思われます。しかし、サイドベットの期待値は94%から96%程度であり、メインベットの期待値99%と比較して大きく劣ります。ブラックジャックで勝つためにはサイドベットに賭けない選択を取る事が重要です。
まとめ
ブラックジャックでは、カードカウンティングとベーシックストラテジーを用いる事で期待値が100%以上になります。もちろん、常に勝てる訳ではありませんが、負けを抑えて長期的な勝利へと繋がります。ここで紹介したテクニックを用いて、早速ブラックジャックをプレイしてみましょう!